小島慶四郎さん通夜しめやかに…渋谷天外「昼寝しているみたいな穏やかな顔だった」

[ 2019年12月25日 20:03 ]

松竹新喜劇の後輩らが駆けつけた小島慶四郎さんの通夜
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 23日に老衰のため88歳で死去した松竹新喜劇のベテラン俳優、小島慶四郎さんの通夜が大阪市阿倍野区のやすらぎ天空館で営まれた。

 会場には小島さんの生前の舞台写真などが飾られ、劇団代表の渋谷天外(65)ら約80人が参列。祭壇には、ともに劇団の黄金時代を支えた故・藤山寛美さんの娘で女優・藤山直美(60)、共演した沢田研二(71)らからの花も供えられた。

 天外は23日夜に亡きがらと対面しており「亡くなる1週間ほど前からご飯もお水も受け付けなかったようで、本当に自然死。お顔はいつもの昼寝しているみたいな穏やかさでした」と明かした。

 舞台上で「こんなことしてたらおやじ(2代目天外)が泣くぞ」と言われたこともあったそうで「兄ちゃん(小島さん)に怒られ、そのおしかりのおかげで今がある。最初は(本名の)喜作ちゃん、次が天ぼん、最近は天外さんと呼んでくれたのがありがたかった」としのんだ。葬儀・告別式は26日午後1時から同所で行われる。

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