いきものがかり 来春に所属事務所から独立「結成20年の新たな旅立ちとして、3人で決めたこと」

[ 2019年12月25日 12:17 ]

いきものがかり
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 3人組の人気グループ「いきものがかり」が25日、新会社を設立し、現在所属している株式会社キューブから独立すると発表した。

 リーダーの水野良樹(37)、ギターの山下穂尊(37)、ボーカルの吉岡聖恵(35)の3人は「WE DO宣言」として連名でコメントを発表。「いきものがかりの水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊は所属事務所の株式会社キューブを独立し、2020年春から、自分たちで設立する新会社のもと新たな歩みを始めていくことになりました」と発表した。

 3人は「20年前、僕らは3人だけでこのグループを始めました。あのときと同じような気持ちで、もう一度、スタートラインに立つべきじゃないか。この独立はそんな決意のもと、結成20年の新たな旅立ちとして、3人で決めたことです」などと独立を決断した経緯を説明。

 さらに「新たな旅は、2020年4月2日から始まります」とし「新年から創業の準備をし、皆様に新体制の詳細をご報告できるようにいたします。これからも、いきものがかりを、よろしくお願いします」とファンに呼びかけて締めくくった。

 以下、いきものがかりメンバーからのコメント全文。

いきものがかりの水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊は所属事務所の株式会社キューブを独立し、2020年春から、自分たちで設立する新会社のもと新たな歩みを始めていくことになりました。

10代でグループを始めた3人も、結成20周年を迎え、30代になりました。そのあいだに時代も変わり、音楽を取り巻く環境は常に変化しています。

これからの3人の活動が、そして人生が、どうあるべきなのか、長い時間をかけて話し合いました。

自分たちで考え、自分たちで決断し、自分たちで行動する。もっと自由に、もっと楽しく、もっとしなやかに。

20年前、僕らは3人だけでこのグループを始めました。あのときと同じような気持ちで、もう一度、スタートラインに立つべきじゃないか。

この独立はそんな決意のもと、結成20年の新たな旅立ちとして、3人で決めたことです。

インディーズ時代に契約を結んでから、これまでの約15年間、いきものがかりの活動を支えてくれ、そしてこの旅立ちの背中を押してくれたキューブに、心より深く感謝します。育ててくれた愛情と、送り出してくれた寛大さによって、これからの、いきものがかりの未来があります。

僕らの歌とステージを愛してくれ、応援してくださるすべての皆さんに絶えず感謝しながら、また気持ちを新たに、3人で頑張っていきます。

新たな旅は、2020年4月2日から始まります。新年から創業の準備をし、皆様に新体制の詳細をご報告できるようにいたします。これからも、いきものがかりを、よろしくお願いします。

 ◆いきものがかり リーダーでギターの水野良樹(みずの・よしき=1982年12月17日、神奈川県出身)、ボーカルの吉岡聖恵(よしおか・きよえ=84年2月29日、同県出身)、ギターとハーモニカの山下穂尊(やました・ほたか=82年8月27日、同県出身)の3人組。2006年3月15日、シングル「SAKURA」でデビュー。代表曲は「風が吹いている」「じょいふる」「ありがとう」など。17年1月に「放牧宣言」を出してグループとしての活動を休止。18年11月の「収牧宣言」で活動を再開した。

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