博多大吉 ミルクボーイのM-1優勝にしみじみ「スベっていたネタで…人生って分からない」

[ 2019年12月25日 17:07 ]

博多華丸・大吉の博多大吉
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ、博多華丸・大吉の博多大吉(48)が25日、TBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」(月~木曜後1・00)に生出演。漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2019」で優勝したお笑いコンビ、ミルクボーイの躍進が“予想外”だったとし、「人生って、本当に何があるか分からないなと思う」などとコメントした。

 16年、17年のM-1で審査員を務めた大吉は、吉本興業の後輩芸人の優勝を「本当に驚いた」と表現した。22日の決勝戦で、ミルクボーイが史上最高得点をたたき出したコーンフレークネタなどに触れ、「結構みんなが言っていたのは、やっていることは一緒なんですって。少なくとも3年前からずっと同じネタやってるんですって。それで毎回スベっていたんですって」と暴露した。「あの日だけ、大爆発したんですって。イメージ的、印象的にはね。もちろん、実力はあるし」と言葉を続けた。

 大吉は、大阪市の劇場・なんばグランド花月で前説をしていたミルクボーイを回想。「NGK48っていって2人ともセーラー服みたいな、アイドルみたいな格好で。決まりきった5分から10分ぐらいの前説をずっとやっていて」と明かしつつ、「僕、そのイメージしかなかったから。ミルクボーイが決勝残ってますよって言われても、え?NGK48なんて、M-1で勝てるわけないのに」と感じていたという。

 「だから不思議じゃないですか。去年まで、箸にも棒にもやったんですよ、同じようなネタ」と大吉。「そういった意味でもなんかね、色々希望の持てるというか。人生って、本当に何があるか分からないなと思う」としみじみ、話していた。

続きを表示

2019年12月25日のニュース