風疹発症の池田エライザ 主演映画の舞台挨拶欠席も手紙で体調報告「少しずつ回復の兆し」

[ 2019年5月25日 13:22 ]

映画「貞子」の公開御礼舞台挨拶に臨んだ出演者ら。(左)から中田秀夫監督、桐山漣、清水尋也、佐藤仁美。欠席の池田エライザはパネルで″参加″。後方には貞子も
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 池田エライザ(23)主演の映画「貞子」(中田秀夫監督)の公開御礼舞台あいさつが25日、東京・新宿バルト9で行われた。池田は風疹を発症したため欠席。会場では「公開御礼舞台あいさつという場に立つことが出来ず、心から申し訳なく思っています。心は皆様のそばにあるつもりです」などと綴った手紙が読み上げられた。体調は徐々に回復しつつあるが、「まだ皆様の前に立つことは難しいようです」という。

 以下、手紙全文。

 「劇場に来てくださっている皆様、秋川茉優(あきかわ・まゆ)を演じさせていただきました。池田エライザです。本日は、公開御礼舞台あいさつという場に立つことが出来ず、心から申し訳なく思っています。

 体調は少しずつではありますが、回復の兆しを見せておりますが、まだ皆様の前に立つことは難しいようです。ですが、この素晴らしい日に、皆様がお集まりになっていること、皆様にお届けできることがとても誇らしく幸せです。

 この貞子という映画が、現代に公開されること、とても意味のあることだと思っています。当たり前のように猛スピードで様変わりしていく時代の中で、人の心は追いつけず、立ち止まりそのまま置き去りになっていきます。

 そんな人の心の叫びと、貞子という存在は、一生縁の深い関係なのだと思います。

 私にとって、茉優という存在が暗闇を照らす一筋の光であったように、皆様にとっても心を照らす光の存在でありますように。そして、貞子という絶対に恐れられる存在の正体が、皆様に届きますように。

 また何かの機会で皆様に感謝の気持ちを伝えられる機会があることを祈りつつ、皆様の優しさに感謝し、本日はしっかりと静養します。

 どうか本日はお楽しみになってください。心は皆様のそばにあるつもりです」

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