吉瀬美智子 愛娘2人は女優以外の道へ 芸能界は「やめておきなさいと言います」

[ 2019年5月10日 16:00 ]

ベストマザー賞を受けた吉瀬美智子
Photo By スポニチ

 12日の母の日を前に、憧れや目標となるママを選ぶ「ベストマザー賞」が10日、都内で発表され、芸能部門は女優の吉瀬美智子(44)が選ばれた。

 モデルからの転身を支えた10歳年上の実業家と、出会いから5年を経た2010年12月25日に結婚。13年7月と、16年10月にいずれも女児を出産した。同じママさんたちからは、「子育てに対して妥協せず、育児を楽しもうとしているのが素敵」などの投票コメントが寄せられた。

 この日は出かける前、5歳と2歳の2女から「マリアさまのような感じで行ってきなさい」と送り出されたという。怖い顔のまま出かけないように釘をさされたそうで、「そんなに、いつも怒っているように見られているんですかね」と首をかしげた。

 娘たちは将来について、「『アイスクリーム屋さんになりたい』と言っています」と明かした。今回のベストマザー賞にはスポーツ部門から、2012年ロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダリストで、2月に現役を引退してアイスクリーム店を開業した松本薫さん(31)が選出。楽屋で同席したため、早速伝えたところ、松本さんからは「人手が足りないから(娘さんたちを雇っても)大丈夫ですよ」と言ってもらえたといい、「就職先が決まりました」と笑顔を見せた。

 吉瀬の出演ドラマを見て、警察のシーンなどの「まねごとをしたいみたいです」と一家の様子を紹介。「女優になりたい」と言い出したら「やめておきなさいと言います。アイスクリーム屋さんでいい」と同じ道には進ませたくはない様子だ。

 ノースリーブの装いで出席するなど、プロポーションや美貌に衰えを見せない。美容法についてママさん取材陣から問われると、家事をこなしながらは「やらない」と説明。「やる時にスイッチを入れるタイプなので(トレーニングなどで)汗を出すことによって、頬をこけさせたとか」と、仕事に打ち込む時のオンとオフにメリハリをつけていることを強調した。

 母親として幸せを感じるのは「ごはんがおいしい」と言ってもらえたとき。「テレビに出ているママが好きみたいなので、いつまでも、このお仕事が続けられたら」と話した。子育てに欠かさないのは、「毎朝のハグ」。取材陣が「旦那さんにも毎朝?」と突っ込むと、「ごめんなさい」と夫に対しては否定した。

 ベストマザー賞はママたちの投票などで選ばれる。文化部門はモデルの梨花(45)、文芸部門は直木賞作家の辻村深月さん(39)、経済部門はファッションエディターの小脇美里さん(35)にそれぞれ決まった。

続きを表示

2019年5月10日のニュース