菅田将暉ガックリ 橋田賞受賞も…橋田氏には知られていなかった!? 自虐で自己紹介連発

[ 2019年5月10日 18:31 ]

「第27回橋田賞」授賞式に登場した橋田賞の菅田将暉(右)と新人賞の永野芽郁
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 優れたテレビ番組や放送関係者を顕彰する、脚本家の橋田寿賀子氏(94)が立ち上げた橋田文化財団による「第27回橋田賞」の授賞式が10日、都内のホテルで開催され、橋田賞を受賞した俳優の菅田将暉(26)、新人賞の永野芽郁(19)らが出席した。

 菅田は昨年放送の日本テレビ「トドメの接吻」、テレビ朝日「dele」の演技が評価されての受賞。ともに同賞を受賞した俳優の岡田将生(29)のことを橋田氏が「拝見したことなくて。名前も知らなかった」とまさかの告白。これを受け、菅田が「橋田さん、ちなみに、僕のことはご存知でしょうか、菅田将暉と申します」と問いかけると、橋田氏は「拝見したことありません。あまりドラマ見ないので…」とキッパリ。思わぬ言葉に菅田もがっくり。それでも「このような身に余る賞をいただき、光栄に思います」と喜びつつも「今年でお芝居を初めて10年になります。橋田先生にはまだ見てもらえてないですが、自分なりには忙しく過ごしたつもりでいました。少し疲れたな…なんて腑抜けたことを思っていたんですが、橋田先生の元気な姿を見て、まだ自分なんて生まれたて、これから人生続いていくんだなと実感しました。これから改めてイチから俳優部の一人としてお芝居に励んでいきたい」と自虐的にあいさつ。橋田氏の「これから拝見します」という言葉に、菅田は「全然…ほんとに。菅田将暉と申します」と改めてあいさつし、笑いを誘った。

 菅田と大ヒットした日本テレビ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」で共演した女優の永野が新人賞を受賞。永野は主演したNHK連続テレビ小説「半分、青い。」での演技が評価された。永野も壇上で「橋田先生、ちなみに私のことは知らないですよね」と永野も質問。橋田氏は「北川悦吏子さんの脚本ですから、拝見しております」との返答に、永野は「ありがとうございます、菅田さんやりました!」と菅田に向け、ガッツポーズ。永野は「自分が生きたことない時代から、年齢まで演じさせていただいて、悩むこともたくさんあったんですが、数えきれない大人の方に支えていただいて、絶対ご一緒できないだろうなと思う先輩方の姿を見させていただいて、今年で成人になる年で、この賞をいただいて、また前を向いて、一生懸命お芝居というものに向き合って、人に人生を生きていくってことのすばらしさを教えていたきました。緊張して声が震える…」と緊張気味にスピーチした。

 橋田賞は菅田、岡田のほか、映画監督で脚本家の山田洋次氏(87)、女優の松坂慶子(66)、宮崎あおい(33)、俳優の内藤剛志(63)、大泉洋(46)、TBSの安住紳一郎アナウンサー(45)がそれぞれ受賞した(大賞は該当なし)。

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