プリマ旦那から改名 「令和喜多みな実」襲名披露で飛躍の誓い「カウス師匠の看板に並びたい」

[ 2019年5月1日 20:30 ]

プリマ旦那改め「令和喜多みな実」襲名披露公演で口上に登場した(左から)吉田たち・こうへい、ゆうへい、令和喜多みな実・河野良祐、野村尚平、アキナ・山名文和、秋山賢太
Photo By スポニチ

 プリマ旦那改メ「令和喜多みな実」襲名披露公演が1日、大阪ミナミのなんばグランド花月(NGK)で開かれ、1000人のファンが野村尚平(31)、河野良祐(32)の改名を祝った。河野は「きょうから令和喜多みな実。感慨深いです」。野村は「ボクらにしかできないことで、皆さんと時間を共有していきたい」と決意を新たにしていた。

 “襲名披露”の冒頭に、野村、河野の2人と、1年先輩にあたる吉田たち、アキナの4人が揃って舞台に上がり口上を述べた。吉田たちの兄・ゆうへい(31)は「かつて河野と3年、野村と1年弱、一緒に住んでました。野村はうらやむ才能の持ち主。令和で改名して、今まで以上に漫才、お芝居、落語に才能を発揮して」とエールを贈った。弟・こうへい(31)は「初めてのイベントもプリマ旦那と一緒だった」と明かし、河野の結婚式、河野の息子とのエピソードを披露。アキナの秋山賢太(35)、山名文和(38)はかつてコンビ2組の4人対女性4人の合コンでの河野の醜態を暴露し、大爆笑を誘った。この日は60分間ぶっ通しの漫才1本。「ネタは8~9本を摘まんで、ちょうど9時に終わるようにした」とピッタリ午後9時に公演は終了した。

 公演後の会見でも4月1日に新コンビ名を発表した時と同様「大阪の梅田となんば、キタとミナミから発展して漫才で全国へという思いで。喜び多く、みな実るということ」と野村が命名の理由を明かした。

 コンビ結成は08年。翌09年には「M―1グランプリ」で準決勝に進出した。10年にも準決勝へ進出したが、15~18年は4年連続で準々決勝止まり。漫才だけでなく、お芝居、落語へと才能豊かな野村だが、河野とともに今後も「上方の1漫才師として」進んで行く方針。野村は「NGKの週出番をもらえるように頑張りたい」とステップアップを宣言した。改名を機に「いつかは(NGK正面の)金文字の看板の(中田)カウス師匠に並びたい」と河野は大目標を口にした。

続きを表示

2019年5月1日のニュース