ET―KING 「令和」初のミニライブ 苦難乗り越え「飛躍の年に」

[ 2019年5月1日 14:08 ]

「ET―KING」の(左から)BUCCI、コシバケン、KLUTCH、センコウ、BOOBY(後列のDJ)
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 今年結成20周年を迎えるヒップホップグループ「ET―KING」が1日、大阪市内で開催中の食フェス「フードソニック」で「令和」初仕事となるミニライブを行い、「ギフト」など全7曲を披露した。

 コシバケン(39)は、「うまいもんがあって、皆さんの笑顔が目の前にあって…令和一発目の仕事としては最高です」とあいさつ。大阪・関西万博の誘致応援ソング「この街の空」を歌い、2025年に開催が決まった同万博の公式テーマ曲も「狙いに行く!」と宣言した。

 ET―KINGにとって、平成は波瀾(はらん)万丈だった。2006年にデビューし、「愛しい人へ」などがヒットし大阪から全国区のアーティストに。だが14年にメンバーのTENNさんが急死し、昨年1月にはチームの支柱だったリーダーのいときんさんががん性心膜炎により死去した。こしばは、「大好きやった平成は、ET―KINGとしては始まりの時でもあったし、何かが終わった時なんかな、と思う事もあった」と吐露。「喜べる仲間がいると思える事が大事と、天国に行った仲間が教えてくれた。その気持ちを引き継いで、これからも大阪から皆さんに感謝と愛を届けるグループであり続けたい」と誓った。

 苦難を乗り越え迎えた20周年の節目に重なった、新たな時代の開幕。ライブ後、センコウ(40)は「心新たにさらに結束し、飛躍の年にしたい」、KLUTCH(40)も「令和を代表する名曲を作りたいですね」と意気込んだ。9月21、22日には大阪・なんばHatchでフェスを開催する。

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2019年5月1日のニュース