由紀さおり、前天皇陛下との「忘れられない思い出」術後のリハビリ中聴かれた曲披露

[ 2019年5月1日 05:30 ]

由紀さおり
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 4月2日に皇居内の音楽堂で開かれた、前天皇陛下の即位30年と、前天皇ご夫妻の結婚60年を祝う音楽会で歌を披露した歌手の由紀さおり(70)。中でも「夜明けのスキャット」は前陛下が12年に心臓バイパス手術を受けた後のリハビリの際に、聴かれた曲だったという。

 由紀は「音楽会の以前の園遊会で、美智子さまが“ほらほら、あの歩行訓練の時の”と前陛下にお話しされていた」と振り返る。その後、宮内庁関係者から「(黒田)清子さんがお生まれになった年のヒット曲なので思い出深いのでは、と説明を受けた」という。音楽会では「ご家族がご一緒に和気あいあいとした雰囲気で楽しまれていた」といい、由紀は「そんな中で歌わせていただいて、私にとっても忘れられない思い出です」と語った。

 ≪三浦雄一郎氏、スキー談議に花≫皇族の多くが楽しまれているスキーも前天皇陛下には親しみ深いスポーツだった。エベレストからの滑降や75歳での登頂成功で知られるプロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎氏(86)は前陛下とたびたびスキー談議を交わした一人だ。お茶会では「“昔は雪が積もると皇居や東宮御所の坂を滑って楽しかった”という思い出話をされたこともあった」という。ある時は凍った坂を滑り降り、池に飛び込みそうになったとのエピソードも明かされた。三浦氏は「とても楽しそうにお話しされて、美智子さまがニコニコ聞かれていた」と振り返り「人生100年時代。これからもぜひスキーなど楽しまれてほしい」と語った。

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2019年5月1日のニュース