地上波初放送の「カメラを止めるな」異例!話題の冒頭40分ワンカットはCM入れず放送

[ 2019年3月8日 05:00 ]

異例の大ヒットを記録した「カメラを止めるな!」(C)ENBUゼミナール
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 8日に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」(後9・00)でテレビ初放送する映画「カメラを止めるな!」(18年、監督上田慎一郎)。称賛を浴びた、冒頭のカメラ1台でのワンシーン・ワンカットの約40分にわたる場面をCMを入れずにノーカットで放送することが分かった。

 制作費300万円という低予算、当初上映はミニシアター2館のみのスタートながら、SNSを中心とした口コミで話題となり、興行収入は30億円を突破。昨年の映画界で大きな話題となった。特に話題となった冒頭37分のワンカット。地上波初放送が決まったあと、ネットでは「地上波だと37分ワンカットをそのまま見るのは無理か…」「ノーカット放送でも、あのワンカット部分はテレビだからCM入るよね」といった声があったが、上田監督の監修のもと、ワンカット場面はCMを入れずに放送する異例の決断をした。

 主役の濱津隆之(37)は「見どころはやはり冒頭の37分ワンカットです。ゾンビで、コメディーで、あとは…とにかく最後まで見ていただけたらうれしいです。(すみません、何を言ってもネタバレになってまうのでこれ以上何も言えないです)」とコメント。出演者の真魚(27)も「前半のワンカットで感じた違和感を忘れずに、そのまま後半に突入してくだされば楽しんでもらえると思います!とにかく最後まで見てください!」とアピールした。

 また、映画放送中には副音声で上田監督と濱津ら出演者が映画の解説を生で実況中継する。撮影の裏話やマル秘エピソードなど“カメ止め”ファンはもちろん、映画を見たことがない視聴者も楽しめる生トークとなりそうだ。

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2019年3月8日のニュース