松本人志 都立高教諭の暴力動画問題で私見 「生徒」への暴力とは「あまり思っていない」

[ 2019年1月27日 10:56 ]

「ダウンタウン」の松本人志
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(55)が27日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。東京・町田市の都立高校で50代男性教諭が生徒の顔を殴るなどの体罰を加えた問題について言及した。

 松本は「生徒って教えを受ける者。教えを受ける者じゃないから、先生が生徒に暴力を振るったとはあまり思っていない。生徒じゃない者を学校に送り込んだ側の責任。生徒じゃないもん」と親にも問題があると指摘。格闘家が“手を出せない”と分かったうえで街中でケンカを売られることと、教師と生徒の関係を重ね、「手を出せないと分かっていて、面白がってやってくる。この罪は何かペナルティーをやりたいとは思う。この流れで暴力振るったほうが100(%)悪いっていう流れが少し変わったらいい」と続けた。

 怒りのを制御するための心理療法プログラム“アンガーマネージメント”では「怒りのピークは6秒」とされ、その6秒をやり過ごすことがいいと言われるが、「6秒以上、ずーっとあれ(挑発)をされたら…6秒くれ!と思う」と松本。サッカー元日本代表でタレントの前園真聖(45)は「相当我慢していたと思うが、やっぱり手を出しちゃいけない。ただ、学校の対応が先生が100%ってなっているのが、生徒が意図的にやった部分も学校側説明していかないと、同じようなことになる。生徒が先生をなめるようなことになる」と話した。

 松本は今回の件で「逆もくると思う。暴力教師が生徒にあおられた!みたいになる。そっちもなんかありそう」と顔をしかめ、「この流れだと、暴力教師のほうが救われたりする」とも。それでも「今回をきっかけに少し先生を守ってあげられるような感じになればいい」とした。

続きを表示

2019年1月27日のニュース