張本勲氏　ＤｅＮＡ・筒香の「意識改革」訴えに理解「言っていることはいいこと」

野球評論家の張本勲氏
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　プロ野球解説者の張本勲氏（７８）が２７日、ＴＢＳ系「サンデーモーニング」（日曜前８・００）に出演し、ＤｅＮＡの筒香嘉智外野手（２７）が、アマ球界に「意識改革」を訴えたことに理解を示した。

　筒香は２５日に行われた記者会見で、小中高校生を取り巻く野球界の問題として「勝利至上主義」を挙げ、トーナメント制の廃止や球数制限などのルールを設け「各連盟がルールを決めて子供を守らないといけない」と警鐘を鳴らした。

　張本氏は自身の現役時代の野球界について「先発・完投しなければ本当のいいピッチャーじゃないと言われていました」と語ったが、「一人の選手を使い過ぎると短命だということでプロでも１０年ぐらい前から分業システムを導入している」とプロの世界でも改革が進んでいると話した。その上で「筒香の言っていることはいいことだと思います」と理解を示した。

また、同番組に出演したソフトバンク・松田宣浩内野手（３５）も「子供の将来があるのでいいことを言っている」と同調していた。