王将戦第2局 渡辺棋王が久保王将下し2連勝 公式戦15連勝に

[ 2019年1月27日 19:08 ]

<王将戦7番勝負第2局第2日>渡辺棋王(撮影・成瀬 徹)     
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 将棋の第68期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第2局は27日、大阪府高槻市の山水館で2日目の対局が指し継がれ、挑戦者の渡辺明棋王(34)が126手で久保利明王将(43)に勝利した。終局は午後6時59分。持ち時間8時間のうち、消費時間は先手の久保が7時間56分、後手の渡辺が7時間54分だった。

 シリーズ成績はこれで渡辺が2勝0敗。現在絶好調の渡辺は、昨年11月からの公式戦連勝を今年度の全棋士単独トップとなる15に伸ばした。第3局は2月6、7の両日、栃木県大田原市のホテル花月で指される。

 ▼渡辺明棋王 最善形が分からないまま指していた。(封じ手の7八銀は)手が広いこともあって見えていなかった。そこで構想を練り直した。2枚飛車で攻める格好になり、良くなったと思った。(連勝で)また作戦を練り直してやりたい。

 ▼久保利明王将 駒組みが難しく、飛車や金の位置を考えるうちに時間を使ってしまった。(連敗は)普段から一戦一戦のつもり。しっかり準備したい。

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2019年1月27日のニュース