王将戦第2局 2日目の対局再開 久保王将の封じ手は7八銀

[ 2019年1月27日 10:11 ]

第68期王将戦7番勝負第2局 ( 2019年1月27日    大阪府高槻市「山水館」 )

<王将戦7番勝負第2局第2日>立会人の桐山九段(左)から封じ手を示される渡辺棋王(右)と久保王将(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 3連覇を目指す久保利明王将(43)に5期ぶり復位を狙う渡辺明棋王(34)が挑む将棋の第68期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第2局は27日午前9時、大阪府高槻市の「山水館」で2日目の対局が再開された。先手の久保が封じた43手目を、正立会人の桐山清澄九段(71)が開封。久保が1時間6分の長考で選んだ封じ手は、銀の位置を変えて飛車先を通す7八銀だった。

 渡辺が先勝した第1局から先後が入れ替わり、先手番となった久保は、前局と同じゴキゲン中飛車の戦型を選択。後手番の渡辺は居飛車に構え自ら6筋の歩をぶつけたが、その後は互いに取らないまま陣形を整えて封じ手の局面となっていた。

 持ち時間は各8時間で、1日目の消費時間は先手の久保が3時間56分、後手の渡辺が3時間40分。副立会人は浦野真彦八段(54)、記録係は古森裕太四段(23)が務めている。

続きを表示

2019年1月27日のニュース