吐血入院の福田こうへい「声はバンバン出る」も…今後は「歌の組み方を工夫する」

[ 2018年12月10日 17:27 ]

公演後に会見した福田こうへい
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 吐血して入院し6日に復帰した歌手の福田こうへい(42)が10日、東京・浅草公会堂で公演後に会見した。

 体調は「80%」と明かし「声自体は前と変わらずバンバン出る。薬も処方された分はのみ切った」と現状を説明。診断結果は「急性胃粘膜病変にともなう黒色吐物」で「病院の先生からは“無理な発声はしないように”と言われた。激しい腹式呼吸で歌うので、それが原因なのかもしれない。これからは(コンサートで)歌の組み方を工夫しようと思います」と、再発防止に取り組むという。

 過労も原因とみられるが、来年秋まで公演スケジュールがぎっちりと埋まっている現状は変わっていない。復帰した6日と翌7日に千葉県内でコンサート営業を昼夜2回、8日はBSテレビ東京「日本作詩大賞」に生出演し、9日は新曲(来年2月6日発売予定、タイトル未定)をレコーディングした。そして、この日は浅草公会堂で昼夜2公演。関係者は「スケジュールの組み方を変えないと根本的な解決策にならないのではないでしょうか」と話す。所属レコード会社によると、今年は年末までに144会場で全214公演が組まれている。

 今月1日に退院。翌2日は祖父の一周忌だった。同日は父で民謡歌手の福田岩月さん(享年52)の法事も合わせて予定していたため「退院後ではあったけど出席しました。“手を合わせに来い”って言われている気がして」。同日は今年7月に亡くなった祖母の月命日でもあったという。

 今年のNHK紅白歌合戦には落選してしまったが「残念ですが、また選んでもらうための努力をしていくだけ。大みそかは久々に家族と過ごせるんじゃないか」と前向きに考えている。

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2018年12月10日のニュース