西郷どん「西南戦争」視聴者からの反響続々 ついに最終回へ、大久保が降伏の勧めを西郷に…

[ 2018年12月10日 08:00 ]

負傷した菊次郎(今井悠貴)を背負って歩く西郷隆盛(鈴木亮平)は…(C)NHK
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 俳優の鈴木亮平(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜後8・00)の第46話が9日に放送された。

 第46話の副題は「西南戦争」。西郷隆盛(鈴木亮平)は私学校の生徒たちとともに、政府の真意を問いただすため、東京へ向けて進軍する。隆盛が立ったことに衝撃を受けた大久保利通(瑛太)たちは、直ちに征伐令を発する。賊軍となった隆盛たちは戦う覚悟を決めることに。だが、激しい戦闘の中、隆盛の弟・小兵衛(上川周作)は命を落とし、息子の菊次郎(今井悠貴)は足を銃弾で撃ち抜かれる。敗戦が色濃くなる中、隆盛は軍の解散を宣言する…という展開だった。

 日本国内で最後の内戦である「西南戦争」。放送終了後、ネットでは視聴者から様々な声が寄せられた。「平和的交渉を望んだのに、賊軍になってしまった西郷軍。こうやって歴史になっていったのか」「薩摩出身者同士や身内同士が戦うなんて…辛い」「隆盛と糸さんが最後に会う場面が泣けたよ。糸さんの言葉がグッと来た」「ああ西郷さん、最終回が近づいてきた…」といった意見があった。

 主演の鈴木は公式サイトで「ここまで来れば、西郷さんの目的はひとつです。共に立った彼らに、侍として最後まで生きさせてあげたいということ。納得するまで戦うことで、『最後の侍』として、日本のために使命をまっとうさせてあげたいと思いました。第46回の西郷さんにはおそらく主体性はないんです。演じながらふと、西郷さんはずっと彼らが言ってほしい言葉をかけているんじゃないかと思いました」と役を演じる上での自身の解釈をつづった。

 16日放送の次回が最終話。解散宣言をした西郷軍に対して、政府軍総攻撃の前日、大久保は降伏すれば西郷の命を助けると指令を出すが、西郷は拒否。城山から最後の戦いに向かう。

 西郷を演じる鈴木は大久保役の瑛太ともにクランクアップ後にご当地・鹿児島でトークイベントに出席。最終回について鈴木は「西郷を生き切ったので、その集大成を最終回まで見届けて欲しい。そして、最後まで見ていただいた人たちに、西郷は鈴木亮平が演じてよかった、大久保は瑛太が演じてよかったと思っていただけたら幸せです」と語った。

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2018年12月10日のニュース