山P「人生の先輩」タッキーと大みそか最後の共演「楽しみながら送り出す」

[ 2018年12月10日 04:00 ]

山下智久
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 歌手の山下智久(33)が9日、横浜アリーナで全国ツアー最終公演を開いた。2年ぶりの全国ツアーで、この日は昼夜2公演で計3万人を魅了。開演前の取材では、年内で芸能界を引退する先輩・滝沢秀明(36)への思いを語った。

 「事務所の先輩というより、人生の先輩という感覚。少年時代から“裏方をやりたい”と言っていたので、プロデュース業に回っても違和感はないです」

 山下のアイドル人生は、滝沢抜きには語れない。ドラマで見た滝沢に憧れて事務所に入り、滝沢がリーダーとして率いたジャニーズ?で大きく成長。靴下の洗い方を教わったのも、「山P」の愛称を付けて大きく売り出したのも滝沢だ。

 「仕事への向き合い方は、先輩の背中で学んだ」と山下。「(愛称が)こんなに浸透するとは思ってなかった」と笑いながら「滝沢くんからの最高のギフト。大切にしていきたい」と力を込めた。

 大みそかに東京ドームで開かれる「ジャニーズカウントダウンライブ」で、一夜限りで復活する「タッキー&翼」と競演する。「“ありがとう”の気持ちで、楽しみながら送り出したい」と最後の勇姿を目に焼き付ける。

 万感の思いで締めくくる2018年は、意義深い一年だった。7月公開の主演作「劇場版コード・ブルー」は、興行収入92億円超の大ヒット。今年公開の映画で堂々の1位で「みんなが僕にプレゼントしてくれた」とファンに感謝した。9月には沖縄で安室奈美恵さん(41)のラストライブにゲスト出演。「人生で忘れられないライブになった」としみじみ振り返った。

 この日の公演は、新アルバム「UNLEASHED」の収録曲を中心に28曲を披露。「StrAwbErry」の歌唱中には、女性ダンサーにシャツを脱がされ、引き締まった上半身がチラリと見えるなど、悲鳴のような歓声を浴びた。

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2018年12月10日のニュース