「w―inds.」in香港 10年目10回目の単独公演で大役、日本代表に歓声

[ 2018年12月10日 05:30 ]

香港の高層ビル群をバックに笑顔を見せるw−inds.の(左から)緒方龍一、橘慶太、千葉涼平
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 男性3人組「w―inds.」が8日深夜、香港・KITECスターホールで公演した。日本文化を紹介する大型イベント「日本秋祭 in香港」の閉幕を飾る催し。2時間の熱演で日本代表としての大役を果たした。

 橘慶太(32)が「オーハイ、ヘンタイ(私は慶太です)」と自己紹介すると、女性ファンの「ヘンタイ(変態)?」という笑い交じりの黄色い声が飛び交った。「慶太」の広東語の発音が「ヘンタイ」であることにちなんだ“言葉遊び”に、会場は盛り上がった。

 香港での単独公演は10年目で10回目。ファンとの絆は年々強くなり、橘は「10年も応援してもらって感謝している。また香港に戻ってくることを目標に頑張っていく」と誓った。

 ヒット曲「四季」ではファンの合唱も起き、一体感に包まれた。最新アルバム「100」の収録曲を中心に27曲を披露。10月に始まった「日本秋祭」を企画し、3人に閉幕公演をオファーした在香港日本国総領事館の広田司首席領事は「10年間の蓄積とファンの熱は格別でした」と、公演の成功を喜んだ。

 「11年目からは香港のアーティストが日本に来るきっかけをつくれれば」と橘。日本と香港の懸け橋となるべく大きな夢を描いた。

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2018年12月10日のニュース