藤井聡太七段の“奇策” きのこが苦手なので…

[ 2018年11月23日 18:13 ]

叡王戦本戦トーナメント1回戦。藤井聡太七段の頼んだ夕食のマッシュルーム抜き「ハヤシライス」(900円、サラダ付き)
Photo By スポニチ

 最年少棋士の藤井聡太七段(16)と斎藤慎太郎王座(25)が対戦している、23日午後3時から大阪市内の関西将棋会館で始まった叡王戦本戦トーナメント1回戦。その夕食の勝負メシで藤井が“奇策”を講じた。

 頼んだ店は会館1階にある棋士御用達の洋食「イレブン」。これは珍しくないが、オーダーしたのがハヤシライス(900円)の“マッシュルーム抜き”。実は藤井はきのこ類が大の苦手で、この手を選択したようだ。

 他の店を選ぶ手もあったはずだが、実はこの日、同会館で対局していたのは斎藤と藤井のみ。斎藤は、同店の名物メニュー「珍豚美人(ちんとんしゃん=山形県産豚の天ぷら、自家製ゴマだれ掛け)にご飯や味噌汁が付いたAセット(1400円)を注文していた。

 出前は1枚の紙に集約され、注文する際に他の棋士が何を頼んだかも見れるシステム。出前先に1人分だけ運んでもらうことを躊躇したのが、この日の注文の理由かどうかはわからないが、もしも勝利につながれば“藤井ハヤシライス”として定番化する!?

続きを表示

この記事のフォト

2018年11月23日のニュース