勝てば100勝王手!藤井聡太七段、斎藤慎太郎王座と対戦 叡王戦本戦T1回戦

[ 2018年11月23日 15:27 ]

大阪市内の関西将棋会館で行われている叡王戦本戦トーナメント1回戦で対戦している斎藤慎太郎王座(右)と藤井聡太七段
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 最年少棋士の藤井聡太七段(16)が23日午後3時から、大阪市内の関西将棋会館で行われた叡王戦本戦トーナメント1回戦で斎藤慎太郎王座(25)と対戦している。

 16年12月に行われたデビュー戦で加藤一二三・九段(78)を下して以降、藤井がこれまで積み重ねてきた成績は通算98勝17敗。ここで勝てば100勝に王手を掛けることになる。一方、敗れれば、来年3月までの今年度中に8大タイトルの挑戦者になる可能性がなくなり、屋敷伸之九段(46)が持つ、17歳10カ月のタイトル挑戦最年少記録の更新は、来年度以降にお預けとなる。

 先手は振り駒で斎藤に。斎藤、藤井とも飛車先の歩を突き、戦型は角換わりとなった。

 2人の対局は7月の王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝以来2度目。その時は斎藤が103手で勝った。当時は同じ七段同士の対戦だったが、最終的に王座戦の挑戦者になった斎藤は5番勝負も制し、念願のタイトルホルダーになった。

 持ち時間は各3時間。本日深夜までに終局見込み。

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2018年11月23日のニュース