稲垣吾郎 二階堂ふみと禁断の愛 手塚治虫「ばるぼら」映画化 監督は長男・手塚眞氏

[ 2018年11月21日 21:00 ]

映画「ばるぼら」の製作発表会見に出席した(左から)二階堂ふみ、手塚眞監督、稲垣吾郎 
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 俳優の稲垣吾郎(44)と女優の二階堂ふみ(24)がこのほど、都内で行われた映画「ばるぼら」(来年公開、手塚眞監督)の製作発表記者会見に出席した。

 手塚治虫さんの同名漫画が原作で、手塚治虫生誕90周年記念として初の映像化。人気小説家の男性と新宿の片隅でホームレスとして過ごす女性との禁断の愛を描く物語で。原作には性的な描写も多く2人は作中で濡れ場にも挑戦する。手塚眞監督は手塚治虫さんの長男。

 独特の世界観を描いた作品に稲垣は「愛と欲望にとりつかれていますが、その中にある美しい世界観を感じて欲しい」とPR。「愛がむき出しになっている僕を楽しんでもらえれば」と呼び掛けた。

 初共演となる二階堂について「初めて二階堂さんを映画で見たときには衝撃を受けました。共演できてとても言い体験でした」と満足気。一方、二階堂は稲垣について「文学的なものを感じます。初めて難しい本を手に取った時のような感覚です」と独特の感性で共演を喜んだ。

 なお今作は、日本、ドイツ、イギリスの制作陣が集結。撮影はすでに終わっており、来年末頃の公開予定だという。世界的な作品になることについて稲垣は「初めての経験でした。夢のようなふわふわとした時間を過ごしました」と撮影を振り返った。

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2018年11月21日のニュース