ムッシュかまやつさん「大衆音楽の殿堂」入り 息子のTAROかまやつ「本当にまじめでした」

[ 2018年11月21日 05:30 ]

本紙にかまやつさんとの思い出を明かしたTAROかまやつ氏
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 昨年3月に死去した歌手のムッシュかまやつ(本名釜萢弘=かまやつ・ひろし)さん(享年78)が、今年の「大衆音楽の殿堂」に顕彰された。これを受け、息子でピアニストのTAROかまやつ(49)が20日、父の死後初めて取材に応じ、思い出などを語った。

 同殿堂は古賀政男音楽文化振興財団が主催し、日本の大衆音楽の歴史に貢献した人たちを顕彰するもの。古賀政男音楽博物館(東京都渋谷区)に飾られるゆかりの品々は、「父の偉業が多くの人に伝われば」とTARO自ら選定。「ザ・スパイダース」時代の赤いジャケット、生前に愛用していたリッケンバッカーの12弦ギター、手書きセットリストなどが来年9月29日まで展示される。

 TAROも3歳からピアノを始めた音楽家。ただ「父とは違う人生を生きなさい」と母に育てられたといい「もちろん仲は良かったけれど、父の神髄は知らなかった」。亡くなって初めてさまざまなことを知り「やっぱり凄いな…」と実感している。ロッカーとしての人生を貫いたかまやつさんだったが「本当にまじめでした。僕が会社を辞める時も反対していましたね」と素顔を明かした。

 かまやつさんが亡くなった6日前には最愛の母も他界。「訃報続きで当時は気持ちの整理がつかなかった」。約1年半がたち「ようやく落ち着いて、自分にとっての本当の追悼をしたい」と30日に東京・六本木のライブレストランで約4年ぶりにライブを開催する。来年1月30日の追加公演も決定済みで、当日は「バン・バン・バン」などゆかりの曲も演奏予定。また同じく30日にTAROが企画した、かまやつさんの公式ホームページも公開する。「さまざまな方が思い出を持ち寄って、ムッシュかまやつの歴史を残せたら」と話している。

 ▽大衆音楽の殿堂 1997年に始まり、日本の大衆音楽の発展と普及に貢献した歌手、作曲家、作詞家などを顕彰。これまでに歌手の美空ひばりさん、島倉千代子さん、森繁久弥さん、石原裕次郎さん、北島三郎(82)らが選ばれている。古賀政男音楽博物館の殿堂ホールには歴代顕彰者のレリーフが飾られている。

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