NHK “日産社員の声”ミス発覚の経緯説明 本人からの指摘を受けてのもの

[ 2018年11月21日 16:01 ]

東京・渋谷区神南のNHK社屋
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 NHKが21日、東京・渋谷の同局で定例放送総局長会見を行い、19日に放送した日産自動車の代表取締役会長カルロス・ゴーン容疑者(64)の事件を報じた際、別会社に勤める人を誤って日産の社員と紹介していたことについて、経緯を説明した。

 編成局計画管理部の山内昌彦部長は「これに関しては横浜放送局で取材しましたが、取材をした時にはご本人に確認作業はしたと(担当者は)言っているが、結果として誤ったということを重く受け止めて、(番組で)きちんと謝罪をさせていただいた」と説明。

 とはいえ「その確認がこういった過ちにつながっているのは、やはり確認が不十分であったと考えている」と反省を口にした。また、今回のミスはインタビューされた本人からの指摘を受けてのものだったという。

 NHKは20日放送の「NHKニュース7」(月〜日曜後7・00)、「ニュースウオッチ9」(月〜金曜後9・00)で、アナウンサーが「昨日のニュースでこの事件をお伝えした際に、街頭インタビューをして日産自動車の社員として放送した男性は、別の会社に勤めている方でした。失礼いたしました」とミスを謝罪した。

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