脚本家・橋本忍さんお別れの会 山田洋次監督「幸せだった」

[ 2018年11月14日 05:30 ]

橋本忍さんのお別れの会で献杯する山田洋次監督
Photo By 共同

 「羅生門」や「七人の侍」など日本映画史に残る傑作のシナリオを手掛け、7月に100歳で死去した脚本家、橋本忍さんのお別れの会が13日、東京都千代田区の学士会館で開かれた。山田洋次監督(87)や俳優の北大路欣也(75)ら、ゆかりの映画関係者約150人が出席し、「シナリオの巨人」をしのんだ。

 山田監督は「“脚本家に才能というものが必要だとすれば、それは忍耐力だ”と何度も言い聞かされた。橋本さんのような師を持てたことは、幸せだった」とあいさつ。会場には遺影と花が飾られた祭壇のほか、橋本さんがシナリオを手掛けた名作映画のポスターがずらりと並んだ。

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2018年11月14日のニュース