アマゾン配信ドラマ「チェイス」パクリ疑惑、制作会社が謝罪

　アマゾンジャパンが配信するドラマ「チェイス」が、ノンフィクション「殺人犯はそこにいる」（清水潔著）に酷似しているとして、出版元の新潮社が１月に配信中止を申し入れた問題で、ドラマ制作会社が１３日、著者や新潮社、著者が取材した事件の被害者遺族への謝罪文書を公表した。

　制作会社はドラマのエンドロールに新たに同書などを参考文献として明記。被害者遺族への哀悼の意を表すコメントも追加した。新潮社はこの対応を踏まえ「配信再開には異議を唱えない」とした。