「五人噺の会」開催 主宰の文枝「あと20年はやりたい」と95歳まで“現役”を宣言

[ 2018年10月5日 21:23 ]

「五人噺の会」のラストに勢揃いした(左から)、桂春団治、笑福亭松枝、桂文枝、月亭八方、桂きん枝
Photo By スポニチ

 桂文枝(75)主宰の「五人噺の会」が5日、「よしもと祇園花月」(京都市東山区)で開かれ、文枝、桂春団治(70)、月亭八方(70)、笑福亭松枝(67)、桂きん枝(67)が所属事務所の壁、一門の壁を乗り越えて集い、400人のファンを沸かせた。最後に文枝は「舞台上ではライバルの5人ですが、舞台を降りたら仲良く。あと20年はやりたい」と95歳まで“現役”を宣言した。

 トップは来春「4代目桂小文枝」を襲名するきん枝。「5人の平均年齢は69・8歳。いつ誰が死んでもおかしくないです」と冒頭で笑いを誘い、「禁酒関所」を披露。続く松枝は「寝床」。4代目春団治は「豆狸」。八方は3月に80歳で亡くなった師匠・月亭可朝の思い出話を語り「親子酒」を一席。大トリは文枝が務め、1989年12月制作の自身75作目「涙をこらえてカラオケを」で爆笑の渦を巻き起こした。次回は来年の年明けにも開催する予定だ。

続きを表示

2018年10月5日のニュース