みやぞん 猛暑耐え完走 どんな時も“プラッチコウ”で「楽しんでやれてよかった」

[ 2018年8月27日 05:30 ]

日本テレビ「24時間テレビ」

ゴールした「ANZEN漫才」みやぞんは、感極まるSexy Zoneの菊池風磨をねぎらう(撮影・西海 健太郎)
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 日本テレビ「24時間テレビ」でトライアスロン企画に挑戦した「ANZEN漫才」のみやぞん(33)が26日、東京・日本武道館に無事ゴールした。水泳(スイム)1・55キロ、自転車(バイク)60・4キロ、長距離走(ラン)100キロの3種目で計161・95キロを完走。鉄人ぶりを見せつけた。

 武道館の到着前、自然と涙がこぼれた。沿道からの声援に、サンバイザーを取ってお辞儀。そして午後8時45分、相方・あらぽん(32)らの声援を受けながら、愛犬のラブちゃんと一緒にゴールテープを切った。「大変でしたけど、いろんな人に支えられて最高でした!」。いつも通り、ニコッと笑った。

 全国各地で猛暑日を記録したアツ〜い一日。早朝に走り始めたみやぞんも徐々に体力を奪われ、日中はペースがガタ落ち。休憩を多く取り、一時は予定より1時間遅れた。だが、夕方から大幅に巻き返し、放送時間内のゴールを達成した。

 番組史上初のトライアスロンは、放送開始前の25日午後0時11分に開始。山梨県の西湖で水泳を54分で完泳した。都内に移動して、自転車を3時間58分で完走。そして同9時16分、長距離走の号砲。武道館のゴールは、水泳のスタートから32時間34分後だった。

 どんな時も“プラッチコウ”だった。「大丈夫!プラッチコウ!」が口癖の母・春奈さんから、「プラス思考」で生きることを教えられてきた。練習時から「つらいって思うのはもったいない」と楽しみながら臨んできた。

 26日の昼頃、走行中の気温は37度まで上がった。「一番暑くて、足も一番きつかった」と、本気で諦めかけた。それでも、サンバイザーのつばの裏に書かれた言葉が支えだった。「笑顔で最後まで頑張れ!春奈」。ここぞでつらさを楽しさに変えて、足を進めた。「楽しんでやれてよかったです。やったぞ、やったぞ、やったぞ!」と完走した自らを褒めた。

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