NHK放送総局長 サッカーW杯中継を評価「全体的によくご覧いただいた」

[ 2018年7月18日 15:30 ]

東京・渋谷区神南のNHK
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 NHKの木田幸紀放送総局長が18日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、フランスの優勝で閉幕した2018年W杯中継について総括した。

 同局では、日本代表の初戦となるコロンビア戦(6月19日夜)をNHK総合で放送し、試合前半(後8・45〜同9・50)が42・8%、試合後半の(後9・53〜同11・00)が48・7%を記録。決勝トーナメント1回戦のベルギー戦(7月3日未明)でも平日未明の試合開始ながら平均視聴率30・8%、占拠率(シェア=該当局の視聴率が放送全体の視聴率に占める割合)は87・8%と驚異の数字を叩き出した。

 さらに、15日に生中継した「サッカーW杯決勝・フランス―クロアチア」の決勝戦も深夜ながら平均視聴率15・5%と高い数字を記録している(数字はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 木田放送総局長は「大会と通じて全体的によくご覧いただいた」と評価した。ネット配信も好調。特設サイトへの訪問者数は17日時点でおよそ671万となり、平昌五輪の506万を大きく上回ったという。

 Youtubeに投稿しているハイライト動画も好評で、日本代表のベルギー戦が431万回の再生回数を記録。NHKのツイッターでは、ドイツが韓国に敗れ、1次リーグ敗退が決まった試合の動画の再生回数が115万回となるなど、「多くの方にご覧いただけた」とした。

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