トム・クルーズ 「M:I」骨折シーンはそのまま採用「とても痛かった」

[ 2018年7月18日 13:24 ]

主演映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」来日記者会見に出席したトム・クルーズ
Photo By スポニチ

 米俳優のトム・クルーズ(56)が18日、都内で行われた主演映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(監督クリストファー・マッカリー、8月3日公開)の来日記者会見に、クリストファー監督(50)らと出席した。

 同作は、トム演じる伝説的スパイ、イーサン・ハントのド派手アクションが人気のシリーズ第6弾。16年11月以来1年8カ月ぶりで23回目の来日となったトムは「自分の家に帰ってきた気がする」とあいさつ。

 撮影中に足首を骨折したビルへのジャンプシーンでのアクシデントを振り返り「とても痛かった。壁に激突した瞬間に折れたと思った。でも、芝居上、カメラの前を通らないといけなかったので、我慢して立ち上がってカメラの前を走った。怪我したシーンはそのまま画面に出てます」と回顧。撮影が中断したことについてクリストファー監督は「映画は半分撮り終えていたけど、脚本をまだ書き終えていなかったので、時間が稼げたことはよかった」とジョークで会場を和ませた。

 また、医者から手術は必要ないが完治までに9カ月かかると言われたそうで「私が6週間で現場に戻りたいと言ったら呆れた顔をされたけど、ちゃんと6週間で戻りました」と打ち明け、「その後、骨折したまま11週間走り続けた。ノルウェーの山にも9週間くらい登った。痛みはちゃんと感じていた。走った後はゴルフカートに乗らないと動けないくらいだった」と明かした。

 今回は長年の夢だったというヘイロージャンプ(高高度降下低高度開傘)と呼ばれる超高速スカイダイビングや、自らヘリコプターを操縦しスパイラル飛行に挑戦したトムは、激しいアクションに挑戦し続ける理由を尋ねられると「どんな映画にもチャレンジをして、観客のために全力を尽くす主義で、人生を映画作りに捧げています。観客には見るだけじゃなくて経験してほしい」と吐露し、「残りの人生すべて皆さんに捧げたい。ほかに生き方がわからない。それで自分は尽きたいと思う」と熱く語った。

 会見には共演のヘンリー・カヴィル(35)、サイモン・ペッグ(48)も出席した。

続きを表示

この記事のフォト

2018年7月18日のニュース