NHK放送総局長 浅利慶太さん訃報に「ショック以外の何ものでもない」

[ 2018年7月18日 16:21 ]

死去した浅利慶太氏
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 NHKの木田幸紀放送総局長が18日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、劇団四季の元代表で「キャッツ」や「ライオンキング」などのミュージカル上演を手掛けた演出家の浅利慶太(あさり・けいた)氏が今月13日に悪性リンパ腫で亡くなったことを受け、「ショック以外の何ものでもない」とコメントした。

 報道陣からの質問に木田放送総局長は「それは今聞いて初めて知ったんですが、そうですか」と突然の訃報にあ然。「エンターテイメントというより、もっと幅広い文化、芸術の世界で本当に大きな足跡を残していただいた、特にミュージカルというなかなか日本ではできなかった分野をああいう形でしっかりと定着させていただいた大先輩」と敬意を表し、「今、ショック以外の何ものでもないです」とした。

 さらに「後輩の我々としては浅利さんの築き上げた財産をしっかりと受け止め、さらに大きく伸ばしていくように、関係ある分野の人たちがしっかりと仕事を受け止めていくんだろうなと思う。僕らも含めてですが」と続けた。

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