予想に反しW杯景気に沸いたテレビ各局 TBSは“半端ない”視聴率まであと一歩…

[ 2018年7月8日 14:40 ]

<日本・ポーランド>16強進出を決め抱き合って喜ぶMF本田圭佑ら日本代表イレブン
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 【覆面座談会】サッカーW杯で日本の活躍に列島が燃える中、芸能界にも熱〜いニュースが駆け巡りました。ベッキー(34)、吉田栄作(49)らに熱愛が発覚。一方、Hey!Say!JUMPの岡本圭人(25)は2年間活動休止。今月も話題のネタに本紙デスク、芸能リポーターらが切り込みます!

 ワイドデスク サッカーW杯ロシア大会は、日本代表の下馬評を覆す戦いで非常に盛り上がったね。

 本紙デスク 8年ぶりの決勝トーナメント進出で、日本戦のテレビ中継の視聴率も良かった。放送した各局もウハウハだった。

 リポーター フジテレビが放送した1次リーグ最終戦のポーランド戦は、関東地区で平均視聴率44・2%を記録した(ビデオリサーチ調べ)。フジの今年の視聴率では1位。低迷が続く中でうれしい結果になった。

 週刊誌記者 でも、試合終盤に数字が下がる異例の事態だった。日本の決勝トーナメント進出が、コロンビア―セネガル戦の結果に委ねられたからだ。この試合はNHKが放送したけど、全体の平均視聴率が4・5%だったのに、試合終了1分前は18・6%。決勝トーナメント進出が決まった瞬間は、多くの人がフジからNHKに流れていたと言える。

 ワイドデスク 日本の時間稼ぎのボール回しに、視聴者も振り回されたんだね。でも、第1戦コロンビア戦は48・7%(NHK)、第2戦セネガル戦は30・9%(日本テレビ)、決勝トーナメントのベルギー戦も平日の午前3時からの試合ながら30・8%(NHK)。大会前は「盛り上がってない」と言われていたけど、結果的に日本戦の注目度は高かった。

 本紙デスク 渋谷の街の若者の盛り上がりも、過去の大会と変わらずに凄かったもんね。ところが、日本代表の恩恵にあずかれなかったテレビ局もある。

 週刊誌記者 TBSですね。1次リーグでは日本戦の放送はなかった。持っていたのはベスト8の準々決勝2試合のカード。ベスト16のベルギー戦に勝利していれば、日本―ブラジルはTBSが放送となっていた。2―0のリードからの逆転負けに、局の幹部も悔しがってましたね。

 ワイドデスク 元々、TBSは、民放各局の放送カードの抽選時に“ハズレ”を引いた。キー局4社が参加して、日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日の次のビリのくじだった。TBSが準々決勝を選んだのは、日本戦よりも、強豪がぶつかる好カードを放送したかったからみたい。

 リポーター 大会前に、知り合いの局員が「日本代表の結果はあまりウチの放送には影響がない」と言うぐらいでした。

 本紙デスク 日本がベスト8となっていれば、まさに“半端ない”視聴率になっていたかもしれないね。

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2018年7月8日のニュース