中尾翔太さん 早すぎる死にメンバー沈痛 佐藤大樹「闘い続け生きた証を残し続ける」

[ 2018年7月8日 10:30 ]

「FANTASTICS」パフォーマーの中尾翔太さん
Photo By 提供写真

 男性9人組ダンス&ボーカルグループ「FANTASTICS」のパフォーマー、中尾翔太(なかお・しょうた)さんが6日午前7時23分、都内の病院で亡くなった。所属事務所は「今年3月に活動の一時休止を公表して以降、病気治療に専念しご家族のご看病のもと、懸命に病と戦ってきましたが、7月6日、誠に残念ながら永眠致しました」と訃報を伝え、「弊社としましても回復を信じ医療機関と密に連携して最善を尽くしてまいりましたが、大きな悲しみの中に故人を追悼しております」と中尾さんの早すぎる死を悼んだ。

 また、メンバー8人も公式サイトなどで追悼コメントを発表した。リーダーの佐藤大樹(23)は「僕らメンバーも心の中で“必ず翔太は助かる、完全復活する”と信じ続けていました。でも本当に悔しいことに誰も想像していなかったタイミングでその時はきてしまい大事なメンバーである翔太に二度と会うことが出来なくなってしまいました」と無念の言葉をつづり、「FANTASTICSのパフォーマーとして復活する事の出来なかった翔太の想い 彼が最後まで闘い続け生きた証を残された8人のメンバーで残し続けたいと思います。それが使命ですし僕らは進み続けるしかないので」と、中尾さんのためにも前を向く決意を示した。

 同じくリーダーの世界(27)も「もっともっとたくさん一緒にステージやリハーサルをしたかったです」と喪失感を言葉に。さらに「今は遠い場所にいますがまたいつの日か一緒にふざけたり踊ったりたくさん笑おう」と呼びかけ「これからもFANATCTICSは9人でひとつだと、心に誓い、頑張り続けたいと思います。本当にありがとう!」と感謝の思いを記した。

 中尾さんは昨年末から体調不良が続き、受診した精密検査でがんが見つかった。3月に活動休止を発表した際には「最初は戸惑いましたが、徐々に現実を受け止めこの病気と闘っていこうと決意しました。絶対に勝ちます!待っていてください!」とコメントしていた。

 EXILE一族の同グループは、EXILEの世界(27)、佐藤を中心に16年に結成。中尾さんはパフォーマーとして活動していた。

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2018年7月8日のニュース