アメフト部出身・乙武氏 日大フェニックス再生へ提案「“僕らだけで”もあり」

[ 2018年6月16日 13:25 ]

乙武洋匡氏
Photo By スポニチ

 作家の乙武洋匡氏(42)が16日、関西テレビ「胸いっぱいサミット!」(土曜正午)に出演し、日大アメリカンフットボール部選手の悪質タックルを巡る日大の一連の対応を批判。さらに、今後は学生主導でアメフット部再生へ動くべきとの考えを示した。

 悪質タックル問題発覚後、対応がすべて後手に回り全国から批判を受けた日大。高校時代はアメフット部に所属していた乙武氏は「学生を守ることをせず保身を図った対応が許せない」と憤りをあらわにした。また、悪質タックルの当該選手が一人で会見に臨んだことについても「会見をさせるべきじゃなかった。大学の責任者が頭を下げ、(選手が)出てこなくていいようにすべきなのに」と指摘。少子化で学生の取り合いになっている大学事情にも触れ「こんな時にこれでは、親御さんも(日大に)行かせたくないのでは」と話した。

 さらに、チーム再生へ向け持論も披露。チーム名「フェニックス」は不死鳥のことであることから「新しく生まれ変わって、よみがえるために」学生が主導して動くべきだと主張し、「指示を出すのも、戦術、練習メニュー、当日の作戦も“僕らだけでやらせてください”と言うのもありなのでは」と提案した。

続きを表示

2018年6月16日のニュース