「麒麟がくる」主演・長谷川博己 朝ドラ→大河主演は渡辺謙以来

[ 2018年4月19日 17:46 ]

2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」に主演する長谷川博己
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 NHKは19日、2020年放送の大河ドラマが戦国武将・明智光秀を主人公とした「麒麟がくる」に決まったと発表した。主演は俳優の長谷川博己(41)、脚本は池端俊策氏が務める。

 長谷川は今年後期の連続テレビ小説「まんぷく」で安藤サクラ(32)演じるヒロインを夫を演じることが決まっており、朝ドラの主要キャストから大河ドラマの主演という連投。

 これは1986年前期「はね駒」で斉藤由貴(51)演じるヒロインの夫を演じた後、続けて1987年大河ドラマ「独眼竜正宗」で主演した渡辺謙(58)以来。

 同作の落合将チーフプロデューサー(49)は異例の連投にも「初めての例ではない」とキッパリ。「お願いしたのは『まんぷく』が決まった後だった」とし、「こちらも多少は躊躇したし、長谷川さんも長丁場が終わってからはすぐできないよと言われたそれまでの話だった」とオファー当時を振り返った。

 長谷川もオファーを受けることを「難しいかなと一瞬立ち止まった」としながらも「やらなければならないなと思いました」と挑戦することを決めた。

 長谷川起用の理由について、落合氏は「戦国の揺籃期、壮大の叙事詩ドラマとしてやりたいというオーダーの中で、池畑さんの中で明智が育ってきた。どなたにお願いしようと検討したところ、長谷川さんになったということ。純粋に、このドラマの明智光秀として演技力、存在感、旬ということも含めて長谷川さんしかいないと、制作として決めた」と話した。

 池畑氏も同局のドラマ「夏目漱石の妻」(2016年)で長谷川に惚れ込んだといい、「人間の内面を表現するのはピカイチ。ぜひ長谷川さんとやりたいと思った」とし、長谷川に決まったことにも「ぴったり」と太鼓判を押した。

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