明智光秀大河初主役 誘致活動8年目“悲願”地元喜び 誘致会長の福知山市長「非常にうれしい」

[ 2018年4月19日 17:35 ]

2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」に主演する長谷川博己
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 NHKが19日、2020年放送の大河ドラマが戦国武将・明智光秀を主人公とした「麒麟がくる」に決まったと発表したことを受け、NHK大河ドラマ誘致推進協議会の会長を務める京都・福知山市の大橋一夫市長は「ゆかりの地だけではなく、全国から光秀らを主役とする大河ドラマ実現を望む熱い思いが寄せられ、現在26万1745筆もの署名が集まっております。活動が8年目に入ったこのタイミングで大河ドラマが決定し、非常にうれしいニュースと喜ぶとともに、これまでの活動にご協力、ご尽力いただいた皆さまに改めて感謝を申し上げます」と喜びのコメントを発表した。

 大河第29作「太平記」を手掛けた池端俊策氏のオリジナル脚本。俳優の長谷川博己(41)が大河初主演を務める。智将・明智光秀が大河の主役になるのは初。

 NHK大河ドラマ誘致推進協議会は京都府8市町、兵庫県2市、福井県1町で構成。明智光秀、光秀の娘・細川ガラシャ、光秀の盟友・細川幽斎、幽斎の息子でガラシャの夫・細川忠興ら4人ゆかりの地域、さらには京都府全体の観光振興と地域経済の活性化に寄与することを目的に、2011年4月に設立された。

 ゆかりの地はもちろん首都圏でも誘致活動を展開し、パンフレットやポスターを制作。光秀が築城した福知山城、丹波亀山城跡、勝竜寺城公園など、ゆかりの地の魅力を伝えるガイドツアー企画など、さまざまな活動を行ってきたが、8年目にして実を結んだ。

 大橋市長は「大河ドラマ決定を受けて、全国から1人でも多くの方々にお越しいただき、ゆかりの地の魅力に触れていただければ光栄です」と呼び掛けている。

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