20年大河は明智光秀、NHK「英傑たちの父親世代から描くビギニング物語」

[ 2018年4月19日 16:39 ]

2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」に主演する長谷川博己
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 NHKは19日、2020年放送の大河ドラマが戦国武将・明智光秀を主人公とした「麒麟がくる」に決まったと発表した。主演は俳優の長谷川博己(41)、脚本は池端俊策氏が務める。長谷川は大河ドラマ初主演。大河出演は2013年「八重の桜」以来。今年後期の連続テレビ小説「まんぷく」にも出演する。

 制作統括の落合将氏は「最近の大河ドラマとしては珍しく、1540年代から始まります。まだ信長も子どもで、父の信秀が活躍していた時代。今川義元もまだ20代の青年、各英傑たちの『父親世代の活躍』から描く、いわば『ビギニング物語』です」と作品コンセプトを説明。

 「そして、その中心として描かれる青年・明智光秀もまだ何者でもありません。何者でもない各地の若い武士たちが、未来の見えない乱世で何者かになっていく…というより、変化し続ける時代から逃げることを許されず、何者かにならざるを得なくなっていく…。そしてそんな状況は、どこか現代の日本とも重なる気がします」と時代背景に触れてから「麒麟は一体誰のもとに来るのか…。まだ鉄砲もろくにないころの戦国の夜明けを舞台に、記念すべき年の大河ドラマは原点に帰って“毎週わくわく見てしまう”英傑たちの青春群像劇を届けるべく、まい進したいと思っています」とアピールした。

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2018年4月19日のニュース