森崎ウィン スピルバーグ監督と晴れ舞台「夢…覚めないで」

[ 2018年4月19日 05:30 ]

スティーブン・スピルバーグ監督(右)と森崎ウィン
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 巨匠スティーブン・スピルバーグ監督(71)の最新作「レディ・プレイヤー1」(20日公開)のジャパンプレミアが18日、都内で開かれ、13年ぶりに来日したスピルバーグ監督と、今作でハリウッドデビューを飾った俳優森崎ウィン(27)が再会した。

 新宿・歌舞伎町の特設会場に降り立ったスピルバーグ監督は「コンバンハ!」と満面の笑みを見せ、観客に投げキッス。「何度も日本に来てるけど、久しぶりになったね」。レッドカーペットでは約40分間、熱心にサインや写真撮影に応じた。

 監督自ら起用を決め、出演のチャンスをつかんだ森崎は、日本でのプレミアに「今夜は忘れられない一夜になる」と大興奮。「LAでのオーディションで監督に“ハイ、ウィン!”と握手していただいてから今日まで、幸せな気持ちでいっぱい。夢のようで覚めないでほしい」と語った。

 今作は、米作家アーネスト・クライン氏による人気SF小説「ゲームウォーズ」が原作。10代の若者たちが、近未来のバーチャルリアリティー(VR)世界を舞台に、いろいろなキャラクターに変身し大富豪の遺産を追う冒険物語。森崎は主人公の仲間である主要キャストの日本人男性・トシロウ役。「俺はガンダムで行く!」と日本語のセリフで宣言し、「機動戦士ガンダム」のRX―78―2ガンダムに変身する場面もある。

 VRの世界では、バットマン、キングコングなどに加え、ハローキティやメカゴジラ、など、メード・イン・ジャパンのキャラが多く登場する。監督が「私が初めて見た日本映画はゴジラ。今回も音楽を使わせてもらってる」と話すと、大歓声が起こった。

 ここまで全世界で興行収入500億円を超える大ヒット。海外メディアによると、スピルバーグ監督は全監督作品での累計興収が100億ドル(約1兆700億円)を突破した。

 ◆森崎 ウィン(もりさき・うぃん)1990年8月20日生まれ、ミャンマー出身の27歳。小学4年時に来日。中2でスカウトされ芸能界入り。12年、尾崎豊さんの追悼映画「シェリー」で初主演。音楽ユニット「PrizmaX」でも活動。1メートル74。

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