20年大河「麒麟がくる」主演・長谷川博己 朝ドラ「まんぷく」から連投に苦笑も池端脚本に心酔

[ 2018年4月19日 16:40 ]

2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」に主演する長谷川博己
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 NHKは19日、2020年放送の大河ドラマが戦国武将・明智光秀を主人公とした「麒麟がくる」に決まったと発表した。大河ドラマ初主演を務める俳優の長谷川博己(41)が東京・渋谷の同局で会見。今年後期の連続テレビ小説「まんぷく」にも出演してヒロインの夫を演じ“連投”になるが、明智光秀と自身の共通点を聞かれると「難しいですね。今はちょっと…ネタバレになっちゃうので控えたい。今のところは共通点はないかもしれません。これからリサーチしていきたい」とし「今はまず、次、朝ドラをやらないといけないので…」と苦笑いした。

 「やっぱり大河の主演をやるというのは俳優にとっては1つの目標。ですので、それをオファーされた時も実感が湧かなかったですが、皆さんのフラッシュでこれはすごいことなんだなと実感しています。大河の主演らしく、しっかりとやり遂げたい」と抱負。「長旅になりますが、これを乗り越えた後に、人が見られないような景色が見られるのではと思い、しっかりやりたい。明智光秀は三日天下ですが、やり遂げた後に1年ぐらい天下がほしい」と意気込んだ。

 「このお話を聞いたのは朝ドラ(『まんぷく』)の後で、連投になります。来年、朝ドラの撮影が終わった後に(大河に)なります。難しいかなと一瞬、立ち止まりましたが、池端(俊策)先生の『夏目漱石の妻』(16年)で役者としていい経験ができ、また池端先生の作品に出たいと思っていたので、こんなに早く実現するとは」と喜んだ。

 大河第29作「太平記」を手掛けた池端俊策氏のオリジナル脚本。大河としては初めて智将・明智光秀を主役とし、その謎めいた半生に光を当てる。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」であった時代から始まり、丹念にそれぞれの誕生を描く。

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