アカデミー賞受賞の辻一弘氏 凱旋来日が決定!オスカー像持参、来週会見予定

[ 2018年3月12日 14:40 ]

米アカデミー賞でメーキャップ&ヘアスタイリング賞を日本人で初めて受賞した辻一弘氏(AP)
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 映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(日本公開30日)で主演の英俳優ゲイリー・オールドマン(59)の特殊メークを担当し、4日(日本時間5日)に発表・授賞式が開かれた第90回米アカデミー賞で日本人初のメーキャップ・ヘアスタイリング賞に輝いた辻一弘氏(48)が、オスカー像持参で凱旋来日することが12日、決まった。配給元が発表した。来週、記者会見を行う予定。栄冠から約2週間、辻氏が何を語るのか、注目される。

 チャーチル元英首相の首相就任からダンケルクの戦いまでの27日間を描く作品。辻氏が特殊メークを手掛け、オールドマンはチャーチルそっくりに変身した。2012年に映画界を引退し、特殊メーク技術を生かした肖像彫刻の芸術家に転身したが、実在の人物と驚異的にそっくりな辻さんのアートを見たオールドマンから企画段階で「あなたが引き受けてくれなかったら、私はこの映画に出ない」と直々にメールで口説かれた。

 京都市出身の辻氏は現在、米ロサンゼルス在住。10代から特殊メークを独学で学び、米国のメーキャップの巨匠ディック・スミス氏と文通で師弟関係を築くなど、ハリウッドへの道を独自で開拓した。

 オールドマンからのメールを受け、1週間悩んだ末に「本人から頼られるのは光栄なこと」と参加を決めた。楕円形の顔のオールドマンをぽってりとしたチャーチルに仕立てるため、顔に張るシリコーンの柔らかさや形など約半年間、試行錯誤。ハイレベルな仕事で、オールドマンを初の主演男優賞に導いた。

 米アカデミー賞の候補入りは2007、08年に次いで3度目。日本人個人の受賞は、14年に名誉賞を受けた宮崎駿監督(77)を除くと、1993年に「ドラキュラ」で衣装デザイン賞を受賞した石岡瑛子氏以来25年ぶり。

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