SMAP TBS「音楽の日」&フジ「FNSうたの夏まつり」辞退

[ 2016年7月15日 05:58 ]

 SMAPがTBS「音楽の日」(16日)とフジテレビ「FNSうたの夏まつり」(18日)の出演を辞退していたことが14日、分かった。番組側から出演依頼を受け、メンバー5人がジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長を交えて何度か協議。「今年は新曲のリリースをしておらず、十分なパフォーマンスができない」との結論に至った。分裂危機騒動から約半年。通常のグループ活動に戻るにはまだ時間がかかりそうだ。

 SMAPは昨年まで5年連続で両番組に出演していた。「音楽の日」は中居正広(43)が第1回から今回まで一貫して総合司会を担当。「うたの夏まつり」も草なぎ剛(42)が12~14年まで司会を務めた。スポニチ本紙の取材では、両番組は今年もSMAPに出演を依頼。ジャニーズ事務所も出演させる方向で調整を進めていた。

 しかし、TBSとフジによると、この日までにSMAPは番組に出演しないことが決定。サプライズなどの形でも登場する予定はないという。

 フジは出演依頼したことを認めた上で、ジャニーズ事務所から「ここまでSMAP5人、弊社社長による話し合いを重ねて参りましたが、残念ながら“今年は新曲のリリースをしておらず、十分なパフォーマンスができない”というメンバーの結論に達し、誠に恐縮ではございますが、この度の番組出演はご辞退させていただきたい」との回答を受けたと説明。TBSも「今年は新曲のリリースをしておらず、十分なパフォーマンスができないという結論に達したと聞いております」とコメントした。

 番組関係者によると、ジャニー社長を交えたメンバーの話し合いは、1カ月以上前から数回にわたって設けられたという。元々、個の意見が強いグループであり、それぞれのメンバーの気持ちがまだ5人そろってのパフォーマンスをする方向には向いていないことから、出演辞退という結論に至ったとみられる。

 SMAPが騒動後、5人そろって活動したのはフジ「SMAP×SMAP」とNHK「震災から5年“明日へ”コンサート」への出演だけ。今年に入ってから新曲発表やコンサートなどの音楽活動もしていない。

 5人は9月にジャニーズ事務所との契約更新が控える。ジャニー社長は「解散はない」と明言しており、全員が契約更新する意向とみられる。

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2016年7月15日のニュース