「徹子の部屋」で永さん追悼 黒柳徹子「笑うことが大好きな方」

[ 2016年7月12日 12:19 ]

「徹子の部屋」で永六輔さんへの追悼コメントを送った黒柳徹子

 7日に亡くなった永六輔さん(享年83)をしのび、テレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜正午)は12日、追悼特集を放送。親交の深かった司会の黒柳徹子(82)が追悼メッセージを送った。

 黒柳は番組冒頭にカメラへ向けて追悼のコメント。「私とは60年以来のお友達でした。どんな時でも笑うことが大好きな方でした。本当にいろんなことを皆さんに教えてくださいました」と故人をしのんだ。

 この日は過去の出演映像を振り返り、在りし日の永さんの軽快なトークを放送。番組終了直前に黒柳が再び登場し「こんなに面白いことを次々と発見して教えてくださる方を私たちは失ってしまいました」と永さんの死を惜しんだ。

 続けて「永さんのご冥福をお祈り申し上げます」とテロップが表示され、黒柳は「永さんにはいつも親切にしていただき、一緒に笑ったりしました。とても悲しく思っています。ありがとうございました」と悲しみをこらえながら追悼のメッセージを送った。

 テレビ草創期から永さんと親交を深めてきた黒柳は、前日の11日に長文のコメントを発表。永さんとの間に結婚話があったことや、亡くなる3日前に見舞いに訪れ「永さん!」と呼び掛けたことを明かしていた。

 永さんはこれまで同番組へ39回出演。直近では今年の2月4日にタレントの大橋巨泉(82)と共に出演し、番組の放送開始40周年に華を添えていた。10年にパーキンソン病と診断され車椅子での出演となり、黒柳に「病気にならなければ、いろんな事ができたのにね」と言われ「それが悔しいな」と思いを吐露していた。

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2016年7月12日のニュース