永さん棺にカセット…通夜営まず家族葬 お別れ会「8月くらいに」

[ 2016年7月12日 07:22 ]

故・永六輔さんの思い出を語る次女の永麻理

永六輔さん死去

 7日に亡くなった永六輔さんの次女でフリーアナウンサーの永麻理(54)は、通夜は営まなかったことを明かした。7日の死去後3日間、永さんの遺体は自宅に安置され、親しい人が弔問に訪れたという。

 葬儀の喪主は長女の千絵さん(57)。棺には、親族それぞれが好きな食べ物や手紙など、思い思いのものを入れた。麻理は、ナタリー・コールさんがナット・キング・コールさんの「アンフォゲッタブル」をカバーして、デュエットしているように仕上がったカセットを入れた。生前、永さんに贈ったところ、大層喜んでいたからという。

 麻理は時折笑顔も見せた。ただ、会見前に出演した同局ラジオ番組で「“上を向いて歩こう”が流れたんですが、あの前奏を聴くとグッときます」と話し涙を流した。葬儀の前日には親友の黒柳徹子が弔問し、「永さーん、死んじゃってるのー」と遺体を揺さぶったという。「男女の友情が60年以上も続いたのが凄いですね」と語った。お別れ会については「8月くらいにと思っている」とした。

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2016年7月12日のニュース