「花燃ゆ」視聴者の評価上昇中 存在感増す井上真央が好評

[ 2015年9月6日 13:00 ]

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」奥御殿編に出演する(左から)田中麗奈、井上真央、松坂慶子

 井上真央(28)主演のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」が、奥御殿編に突入した7月12日放送の第28回以降「面白くなってきた」と、視聴者の間で徐々に盛り上がりを見せている。一時は視聴率が10%を切る状況だったが、7月以降は12%前後をキープ。背景には存在感を増している井上への評価アップがあるようだ。

 NHKの籾井勝人会長(72)が3日の定例の会長会見で、視聴率が上昇傾向にあることで「視聴率はまだ低いが、面白い場面に入って、興味をつかみつつある。やっと主演が誰かはっきりしてきた」と発言。終盤に向けての期待を口にしたが、それは数値にも視聴者の意見からも読み取れる。

 データニュース社(東京)が行っているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象者3000人)によると、番組満足度は6月21日放送の第25回で最低の3・22(5段階評価、高満足度基準は3・7)まで落ち込んだ。「主人公の存在感があまり感じられない」(63歳・男性)、「物語が単調で盛り上がりに欠ける」(73歳・男性)」など、ネガティブな意見が多かった。

 しかし、「奥御殿編」に入った28回以降満足度が上昇。第31回(8月2日放送)で高満足度の基準となる3・7以上を3回記録。ようやく視聴者の心をつかみ始めた。「大奥の女優さんたちの演技が素晴らしいです。ますますおもしろくなってきました」(54歳・女性)など、好評。前半では存在感がないとまで言われた主人公も「最近井上真央が主役と感じるようになりました」(63歳・女性)、「井上真央の美しさがだんだん増している」(52歳・女性)など、籾井会長も評価したように、井上への評価が上昇。女性中心で展開されるストーリーになったことで、女性視聴者からの支持も増えている。

 「奥御殿編」に入る前に見切りをつけてしまった層が抜けて、ファンが多く残り、数値が上昇したとの見方もできるが、視聴率も少しずつ上がっていることを考えると、途中で見なくなった視聴者がまた戻ってきているのかもしれない。

 9月からはいよいよ明治維新へと突入する。大きな時代の転換点を駆け足ではなく、じっくりどのように描くか注目される。数字よりも、大河54作品の中で視聴者の印象に残る作品となるかどうかが、終盤の勝負どころになる。

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