AKBを日本代表に例える“テル流分析”「まゆゆは香川」

[ 2015年5月19日 10:28 ]

仙台在籍時、サポーターの声援に応える岩本輝雄。02年3月撮影
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テルのヲタ道てくてく旅

 かつてサッカー日本代表でエースナンバーの10番を背負い、Jリーグでも長きに渡り活躍したテルこと岩本輝雄(43)。実はAKB48の熱狂的なファンであることを日本テレビ「有吉ゼミ」でカミングアウトしサッカーファンや関係者の間で衝撃を呼んだ話題の男が、AKB48メンバーの魅力を日本代表選手に例える“テル流分析”で解説した。(敬称略)

 現役引退後の今も週5回はサッカーの練習に励み、自費で渡欧しFCバルセロナを始めとした海外サッカーの研究に余念がない岩本。AKB48のメンバーをサッカー日本代表に例えられるか聞いてみると「楽勝だよ!」とサラリ。立て板に水のごとく説明を始めた。

 「まゆゆは日本代表で言うなら香川(真司)だね。調子の良い時の香川。彼が活躍しないと動かない、攻撃が半減する。まゆゆもAKBでそれくらいの影響力を持っているね」。大好きなAKB48、さらに人生を形作っているサッカーの話となると自然と熱を帯び、早口になっていく。「柏木さんは本田(圭佑)。俺は日本代表=本田だと思っているんだよ。本田がまず起点になる。そこからの香川なのよ。まゆゆが生きるのは柏木さんが後ろを支えてこそだと思うよ」。

 では推しメンの小嶋菜月(20)、“推し増し”した大島涼花(16)はどうだろうか?

 「日本代表だと涼花が勢い的に武藤(嘉紀)。菜月は柴崎(岳)だね。これから出てくるかどうか、ボーダーライン上にいる感じ」。岩本が愛してやまないFCバルセロナのフォーメーションを語る時に勝るとも劣らない真剣な目つきで熱弁した。

 「テルのヲタ道てくてく旅」第2回では、なぜAKB48にのめりこんだのか、その経緯と理由を雄弁に語る。

 ◇岩本 輝雄(いわもと・てるお)1972年(昭47)5月2日生まれ、神奈川県横浜市出身の43歳。横浜商大高から1991年に日本リーグのフジタに入り、94年からJリーグに参戦した平塚(現湘南)でプレー。V川崎(現J2東京V)、仙台、名古屋などにも在籍。04年限りで名古屋を退団した後も独力で練習を続け、06年にはオークランドシティー(オーストラリア)と短期契約を結びクラブワールドカップに出場。リーグ戦の通算成績はJ1が191試合32得点、J2が46試合10得点。日本代表として国際Aマッチ9試合に出場して2得点をマーク。06年にはNHK「街道てくてく旅~東海道五十三次完全踏破~」に出演した。スポニチアネックスでサッカーコラム連載中。独身。愛称はテル。

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