王者バカリズム「IPPON」に感謝 重圧も吐露「胃が痛い」

[ 2015年5月19日 08:50 ]

23日の「IPPONグランプリ」に出場するバカリズム。“絶対王者”としての重圧も吐露した

 年2回の大喜利の祭典、フジテレビ「IPPONグランプリ」は23日午後9時から第13回大会が放送される。過去最多3回の優勝を誇るバカリズム(39)は「名前を覚えていただけるようになった」と番組に感謝。それでも、常に優勝を求められる立場に「(番組のイメージカラー)黄色と黒を見ると、胃が痛くなる」と苦笑いしながら重圧があることも明かした。

 「お台場笑おう会」から招待された10人の芸人がA・Bブロック5人ずつに分かれ、さまざまなお題に回答。Aブロックの審査はBブロックの芸人が行う。採点ボタンは1人2個。5人全員が2個のボタンを押し、合計10点満点になると「一本」。各ブロック4問(1問につき制限時間7分)出題され、一本の数を競う。両ブロックの一本最多獲得者が決勝(審査は残る芸人8人、16点満点)で激突。「芸人大喜利王」を決める。

 第1回は2009年12月、深夜に放送。バカリズムは第1回、第3回(10年10月)、第5回(11年6月)を制し“絶対王者”と呼ばれる存在に。ただ、第5回を最後に優勝から遠ざかっている。

 「(番組のイメージカラー)黄色と黒を見ると、胃が痛くなるんです。プレッシャーですね」と優勝の重圧があることを打ち明けた。第6回以降は、どこに行っても「優勝できなかったね」と言われたという。純粋なブロック敗退は第6回だけ。第7回は準優勝、第8~11回はサドンデスでブロック敗退、第12回は準優勝。

 つまり各ブロックのトップの「一本」は獲得している。「これ、3回優勝するより、すごいことですよ」と胸を張る戦績を残しているが、そこは絶対王者。V逸に着目される。

 「いい答えあったよ、今回」と反論したくもなるが「優勝を期待されるのはある意味、光栄なこと。それ(優勝を逃していること)は僕しか言われないことなので、ありがたいことだと思います。おもしろいと思っていただいている証拠なので」と前向きに受け止める。

 それほど「大喜利=バカリズム」の印象が強い。コンビ解消後、05年12月からピン芸人として活動を始め、1人芸日本一決定戦「R―1ぐらんぷり」06年4位、07年3位。「IPPONグランプリ」の圧勝で、さらに知名度を上げた。

 「『IPPONグランプリ』は自分にとって本当に大きいと思いますね。僕、特にキャラクターがなかったんですが『IPPONグランプリ』で覚えていただけるようになって。『IPPONグランプリ』のおかげですね」と感謝した。

 演出を手掛けるフジテレビの竹内誠プロデューサーは、番組が深夜枠からプライムタイム(午後7~11時)に昇格、定着した「最大の功労者の1人」と称賛。今回、バカリズムは史上最多11大会連続12回目の出場になり「1つのお題の中でも皆さんの答えで“踏み場”がなくなっていくのに、ご自分の過去11回の踏み跡も頭に入れて回答されているわけですから。もう踏むところがない中で12回目の出場ですから」と驚嘆する。

 インタビューは偶然、大会本番収録の前日。優勝を目指すプレッシャーはあるものの、絶対王者は「ネタ番組と違って、本当にどうなるか分からないので『頑張ります』としか言えないところはありますよね。大会として開催している以上、競技性もありますが、一番はお客さんを笑わせること。大喜利は本来は楽しいもの。楽しんだ結果、優勝できれば理想的ですね」と自然体を強調した。

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