横尾氏、健さん悼む…いつもの直電に異変「悲しみが躰にへばりついた」

[ 2014年11月19日 19:09 ]

10日に亡くなった高倉健さん

 美術家の横尾忠則氏(78)が19日、自身のツイッターなどを更新。10日に亡くなった俳優の高倉健さん(享年83)を悼んだ。

 健さんの写真を中心に1971年に制作されたものの、書店店頭に並ぶことのなかった“幻の書”「憂魂、高倉健」が、2009年に“完全版”として復刻された時、横尾氏が編集、健さんへのインタビューも務めた。1979年に米ニューヨークで行われた「高倉健映画祭」のポスターも、横尾氏がデザインを手掛けた。
 
 「健さんはいつも携帯からの直接電話だ。この日は事務所からで変だと思った」と“悪い予感”を感じ取った横尾氏。自身は昨年10月には左足親指骨折のため、今年も検査のためなど2度入院したが「健さんの死の通知を受けた時、健さんから退院祝でもらった写真入りのTシャツを着ていた」という。「悲しみが躰にへばりついた」との無念の心境をつづった。

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