「ゴースト作曲家」新垣氏が衝撃告白 佐村河内氏の“疑惑”続々

[ 2014年2月7日 05:30 ]

会見で真相を語る桐朋学園大非常勤講師の新垣隆氏

 作曲家の佐村河内守氏(50)が別人に曲を作らせていた問題で、18年間ゴーストライターをしていた桐朋学園大非常勤講師の新垣(にいがき)隆氏(43)が6日、都内で会見し「私は共犯者」と謝罪した。佐村河内氏の聴覚障害について「耳が聞こえないと感じたことは一度もない」と断言。告発を決断した最大の理由として、フィギュアスケートの高橋大輔(27)がソチ五輪で同氏の曲を使うことを挙げ「偽りの曲で演技したと世界中から非難が殺到すると思った」と明かした。

 18年間付き添ったゴーストライターが“衝撃の告白”をした。会見で「佐村河内氏は耳が聞こえていると思うか」という質問に「私の認識では、初めて会った時から今まで、耳が聞こえないと感じたことは一度もありません」と証言。「一般の人と同じように会話ができたか」という質問にも「そういうことです」と言い切った。

 聴覚障害ではないとの認識がある具体的な根拠として「私が録音したものを彼が聴き、それに対して彼がコメントをすることが何度かありました」と暴露。「(聴覚障害を)装っていたという認識か」という質問にも「はい」と断言した。

 新垣氏が佐村河内氏と会う時は常に、佐村河内氏の自宅でマンツーマンだったという。佐村河内氏が世間を欺くための“共犯者”だけに見せる素顔は、神格化された天才像とはかけ離れていた。

 佐村河内氏は自伝などで、30歳で左耳の聴力を失い、35歳で完全に耳が聞こえなくなったとしている。これが「現代のベートーベン」と呼ばれるゆえんだ。

 新垣氏の説明では、佐村河内氏が聴力を失ったと世間に公表した当初、新垣氏にも「耳が悪い状況である」と打ち明けてきた。障害者手帳を見せられ、手話などを交えて会話するようになったが、次第に手話がなくても会話が成立するようになっていたという。新垣氏は「最近は普通にやりとりしていた。彼は障害者ではないと思います。手帳は(本物とは)違うのではないかと思います」と強調した。

 疑惑はほかにも及んだ。佐村河内氏が足が悪いとして、杖(つえ)をついていることについても「(自身の前では)つく時もあったが、そういう時じゃない日もありました」。音楽的な才能、素質についても「ピアノは初歩的な技術のみ」「譜面は書けません」と切り捨てた。1時間半の会見で「共犯者」が明かした“現代のベートーベン”の正体。佐村河内氏からの説明が今後強く求められそうだ。

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