日本ハム　サヨナラ負けで18年ぶり11連敗…最大4点リード守りきれず

パ・リーグ   日本ハム4―5オリックス （ 2023年7月22日    ほっと神戸 ）

＜オ・日＞7回、河野に交代を告げる新庄監督（撮影・井垣　忠夫）
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　連敗脱出の夢を打ち砕かれた。同点の9回1死から日本ハム・宮西が、若月にサヨナラソロを浴びた。最大4点差を守り切れず、05年以来18年ぶりの11連敗。しかも球団史上初の引き分けを挟まない11連敗に新庄監督は「いきなり4点取って、さあいくぞってところで…」と悔やんだ。

　2回に4安打を絡めて4点を先取。7月4日のソフトバンク戦以来11試合ぶりに4点以上を奪ったが、先発・伊藤がアクシデントに泣いた。先制した直後の2回、先頭・セデーニョにソロを被弾し、1死走者なしから宗のライナーが左大腿裏に直撃。続投したが2死から野口に2ランを許した。患部の状態を考慮して5回3失点で降板した。

　7回に3番手の河野が同点とされるなど、救援陣が力尽きた。伊藤の今後について、新庄監督は「明日（23日）様子を見て」と説明。見えないトンネルの出口には「こんな試合がずっと続くわけがない。元気出して、下を向かずに」と、必死に前を向いた。（清藤　駿太）