DeNA、バウアー初実戦捕手・上甲が支配下登録へ 強肩強打が持ち味

[ 2023年7月23日 03:00 ]

楽天相手のオープン戦。バッテリーを組んだ伊勢(左)に話しかける上甲
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 DeNA育成選手の上甲凌大捕手(22)が、近日中に支配下選手登録されることが22日、分かった。

 サイ・ヤング賞右腕初実戦捕手が、ついに支配下登録される。上甲は超大物助っ人、トレバー・バウアー投手が来日後初めて2軍練習施設「DOCK」で実戦形式となるライブBPに登板したときの「女房役」。

 捕手は挙手制で、好奇心旺盛な上甲が自ら手を挙げてバウアーの球を受けた。その登板から始まったバウアーの現在の活躍。上甲に投げ込んだ一球一球が、今の右腕の礎になったと言える。

 上甲は愛媛県出身で、宇和島東(同)卒業後、社会人野球・伯和ビクトリーズに所属。その後、四国・愛媛から今育成ドラフト1位で入団した。

 ここまでイースタン・リーグで47試合147打数42安打、打率・286、3本塁打、15打点(21日現在)の成績を残し、今春のオープン戦でも「試合参加」で1軍に同行しており、首脳陣からの期待も高い。

 強肩強打が持ち味の将来豊かなマスクマン。1軍の舞台で再びバウアーとバッテリーを組むことに夢を膨らませ、支配下選手への道と進む。

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