4年ぶり甲子園へ明石商が準決勝進出 背番号10の羽藤が好投も狭間監督は不満顔「もっと緩い球を」

[ 2023年7月23日 13:10 ]

第105回全国高校野球選手権兵庫大会準々決勝   明石商8―0津名 ( 2023年7月23日    明石トーカロ )

<兵庫大会準々決勝 明石商―津名>5回1安打無失点と好投した明石商・羽藤
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 2019年以来、4年ぶりの甲子園出場を目指す明石商が津名を8―0の7回コールドで下し準決勝に進出した。

 背番号10の左腕が躍動した。今大会2度目の先発となった羽藤(はとう)翼(3年)が5回1安打無失点。無四球と制球も安定し津名打線につけいる隙を与えなかった。

 「テンポ良く低めに球を集めようと思った。練習してきた成果が出た」

 15アウトのうち飛球アウトは一つだけ。最速140キロを誇る真っすぐ主体にスライダー、ツーシームなどの変化球を効果的に使った。

 だが、狭間善徳監督の評価は厳しい。「悪くはなかったが(初回に援護をもらって)真っすぐが多かった。もっと緩い球を使えばよかった」。今後のより厳しい相手との戦いを想定した投球を期待していただけに、不満顔だった。

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